お悩み

退職代行を利用したその後の手続きと金銭的不安を減らす方法

「退職代行を利用した後は何をしたらいいの?」
「会社を辞めた後の生活が不安」

会社を辞めるために退職代行を利用したいのに、後々のことが気になって踏み出せないことがあります。本記事をお読みのあなたも同じ悩みを持っているのではないでしょうか。

しかし、安心してください。退職代行を利用した後はとくに難しいことを行う必要はありません。会社から必要なものを受け取り、関係各所で手続きをするだけです。

具体的なことは、過去に退職代行を利用したことがある筆者が本文でわかりやすく解説していきます。

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案内人
退職代行マイスター 
久米村大地

『退職希望者』と『退職代行業者』の懸け橋になることが目標。自身の退職時の経験から退職希望者の悩みに寄り添い、安心して利用できる退職代行業者のみを紹介する。

退職代行を利用したその後の流れ

まず、退職代行によって会社を辞めることに成功した場合、その後はどのような流れになるのか解説していきます。基本的には普通に会社を退職した場合と変わりませんが、会社を初めて辞める人は参考にしてみてください。

会社から必要書類を受け取る

退職が成立した後は、会社から離職票や保険関係の書類が送られてきます。もちろん会社に行けば直接渡してもらうことが可能です。

しかし、退職代行を利用する人はもう会社に行きたくないことがほとんどでしょう。退職代行を利用すれば、会社に書類を自宅まで郵送するように伝えてもらえます。

会社を退職するにあたって受け取る必要がある書類は以下のとおりです。

  • 離職票(雇用保険被保険者離職票)
  • 雇用保険被保険者証
  • 年金手帳
  • 源泉徴収票

基本的に会社を辞めるときは上記の書類を受け取る必要があります。各書類は保険や税金に関する重要なものです。とくに雇用保険被保険者証、年金手帳は再就職にも必要となります。

退職と同時に引っ越しをする予定がある人は、会社に新住所を伝えないと受け取れない可能性があるため気をつけてください。

ハローワークと役所で各種手続きをする

会社から必要書類を受け取ったあとは、ハローワークと役所で各種手続きを行います。必要な手続きは以下のとおりです。

ハローワークでの手続き
  • 求職の申請
  • 失業手当の申請
役所での手続き
  • 健康保険の切り替え申請

会社を退職後は、ハローワークにて求職及び失業手当の申請を行います。失業手当は就職活動中の生活費の足しとなるので、必ず申請しましょう。

並行して役所で健康保険の切り替えを行うことも大事です。切り替えを行わないと、健康保険に未加入状態となることもあります。医療費が全額負担となりかねないため、通院している人は早めに手続きを行ってください。

転職活動や引っ越し準備をする

諸々の手続きが終わった後は、必要に応じて転職活動や引っ越し準備を行います。ハローワークで仕事を紹介してもらったり、転職サイトを使うといった流れです。

地元に帰るなど、住所が変わる場合は引っ越し先のハローワークにて、求職や失業手当の引き継ぎを行ってください。引き継ぎを行えば、引っ越し先でも同様の失業手当を受け取ることができます。

各々の事情に合わせた行動を取りましょう。

退職代行の利用後にあるトラブル

退職代行を利用して会社を辞めることに成功しても、後々でトラブルが発生することがあります。詳しくは以下を参考にしてみてください。

会社から必要書類が送られてこない

退職代行利用後によくあるトラブルは会社から必要書類が送られてこないことです。会社側が手続きを忘れており、いつまで待っても音沙汰がないことがあります。そうなると、退職に関する手続きに支障をきたし、必要以上の負担を強いられることになるでしょう。

仮に書類が送られてきても、離職票などの記載事項にミスがあれば、会社に連絡する必要があります。書類の受け取りが完了するまでサポートしてくれる退職代行でなければ、自分で連絡する必要があります。

とくに人員の少ない中小企業では、退職者の事情は後回しにされやすいです。会社の対応に不安がある人は、最初に退職代行を通じて必要書類をいつまでに送ってもらえるか聞いておくといいでしょう。

会社から引き継ぎなどの連絡がくる

退職後でも仕事の引き継ぎなどについて会社から連絡がくるケースがあります。もちろん退職後に仕事の引き継ぎをするのは業務にあたるので、会社から連絡が来ても行う義務はありません。

しつこく連絡が来るようであれば、連絡先を変えるほか、ハローワークなどの専門機関に相談しましょう。念のため着信履歴、会話の録音を行っておくと証拠になるので安心です。

注意点としては、会社からの連絡が仕事関係とは限らないことです。会社に私物が残っている、退職関係の書類が不在で返送されてきたなど、重要な連絡であるケースもあります。

できれば、最初から会社の連絡を無視することは避けたほうがいいでしょう。会社の人間と話したくない事情があるときは、家族や友人に連絡を取ってもらってください。

会社を退職後にもらえるお金の種類

会社を退職後は、退職日までの給料とは別にもらえるお金がいくつかあります。もらえるお金の種類については以下を参考にしてみてください。

未払いの残業代

会社を退職後に未払いの残業代が残っている場合は、会社に支払いを請求することができます。2020年に改定された労働基準法では、過去3年間にさかのぼって残業代を請求することが認められています。

ただし、タイムカード、個人の業務記録など、残業を行った証拠がなければ全額支払ってもらうことは難しいことも多いです。また、無資格の退職代行では残業代について会社と代理交渉を行うことができません。

未払いの残業代が多く残っている場合は、弁護士、労働組合などに相談する必要があります。

退職金

退職金制度がある会社に勤めている場合は、退職時に退職金が支払われます。具体的な金額については、会社ごとの規定によって違います。勤続年数によってはもらえないこともあるので確認しておきましょう。

また、そもそも退職金制度自体がない会社もあります。退職金を支払うことは義務ではないため、制度がなければ請求しても支払ってもらうことはできません。

ただし、制度があるのにも関わらず支払いを拒否された場合は交渉する余地があります。会社との交渉については後述する「労働組合法人の退職代行に交渉を依頼する」を参照してください。

失業手当

特定の条件を満たしている場合は、雇用保険から失業手当をもらうことができます。失業手当をもらえる条件は以下のとおりです。

  • 退職日以前の2年間に雇用保険加入期間が通算12ヶ月以上ある
  • 失業状態にある

一般の離職者が失業手当をもらうためには上記の条件を満たす必要があります。会社に勤めていれば雇用保険は必ず加入することになるため、1つの会社に1年以上勤めていれば受給資格があると思ってください。

ただし、退職後にすぐに再就職をした場合は失業手当をもらうことはできません。失業手当は生活費に困窮せずに就職活動を行えるための制度です。

不正受給とならないように、失業手当についてはハローワークにて詳細を確認するようにしましょう。

退職後の金銭的不安を減らす方法

会社を辞めた後に多いのが金銭的不安です。多くの人は次の仕事が見つからないと、生活費に困ることでしょう。退職金や失業手当だけでは足りないことも多いです。

以下では、会社を辞めた後の金銭的不安を少しでも減らす方法を解説していきます。

転職サポートのある退職代行を使う

求職期間を減らすために転職サポートのある退職代行を使う方法があります。退職代行のなかには、転職エージェントと提携している業者、職業斡旋を行っている業者があります。

希望の業種、給与などを伝えることで、依頼者の求める条件に近い求人を紹介してくれます。利用すれば必ずしも理想の職場が見つかるとは限りませんが、選択肢を増やすためには有効です。

料金等に差がなければ、転職サポートのある退職代行を使ったほうがお得といえるでしょう。

労働組合法人の退職代行に交渉を依頼する

退職金がいくら貰えるのか不明、未払いの残業代があるといったときは労働組合が運営する退職代行を利用するのが安心です。

労働組合は加入者に代わって会社と交渉する権利が認められています。個人では不利になる会社との交渉を行ってもらえるため、不当に金銭を支払ってもらえない事態を避けることができるでしょう。

労働組合法人が運営する退職代行については、以下の記事でも詳しく解説しています。

短期アルバイトやクラウドソーシングに登録

次の仕事が見つかるまで短期アルバイト、クラウドソーシングに登録して生活費を稼ぐ方法もあります。

短期アルバイトは地方では少ないイメージですが、昨今では業務委託として出前や荷物の配達代行の仕事が増えています。ウーバーイーツの配達員は代表的な例ですね。

また、インターネットを通じて個人が仕事を受注できるクラウドソーシングに登録するのもいいでしょう。ハードルの低い簡単な仕事から、スキルを活かして大きく稼げる仕事など、幅広く受注できます。

転職活動を行いながら、空いた時間を有効活用すれば、生活費の不安を大きく減らすことができるでしょう。

会社を辞めた後のことを考えて退職代行を利用しよう

退職代行を利用したその後の流れを説明しました。会社を辞めた後は生活費などの不安がどうしても出てきます。できれば、退職金や未払いの残業代は確実に請求しておきたいものです。

そこで労働組合法人が運営する退職代行を利用すれば、合法的に代理交渉を行ってもらえます。会社を辞めた後の不安が大きい人は、まずは労働組合法人の退職代行に相談してみてください。

以下の記事で退職代行マイスターがおすすめする退職代行サービスを紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。

おすすめの退職代行業者ランキング!安心して利用できる業者を厳選!!

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