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美容師が辛い理由6選|美容師が辛いときの対処法と辞める方法

美容師が辛い…対処法と退職方法

「仕事が辛い」「限界かも」と感じているのではないでしょうか。美容師は華やかに見える職業ですが、実際に働いてみると地味で辛いことが多いですよね。

当記事では、美容師が「辛い」と感じる理由や対処方法を紹介します。また、「辞めたい」と思った時に考えたいことや具体的な退職方法も紹介するので、最後まで読んで参考にしてみてください。

美容師が辛い理由6選

美容師はお客さんをキレイにする素敵な仕事ですが、実際に働くと辛い瞬間もたくさんありますよね。では、美容師が辛いと感じる瞬間6選を見ていきましょう。

業務時間が長すぎる

美容師は、朝早くから夜遅くまで働くのが基本です。拘束時間が長い上にしっかりとした休憩がなく、営業時間が終わるまでひたすら立ち仕事をしなければなりません。

店の営業時間が終わった後は、アシスタントの夜練習が始まります。終電近くまで練習することもありますが、夜練習は業務時間外なので残業代は出ません

スタイリストになると少し時間に余裕ができますが、スタイリストになってからも夜練習を続けている美容師は多いです。アシスタントの練習を監督することも多いため、結局は昇格されても長時間労働になってしまいます。

休憩が取れない

忙しいサロンでは、休憩を取る時間はほとんどありません。10時間働きっぱなしで、食事すらとれないことも多くあります。

疲れても体調が悪くなっても、関係なくお客さんはやってきます。繁忙期はトイレに行く余裕すらなく、1日中休憩なしで働き続けなければなりません。

手荒れがひどい

美容師を続けていて辛いのが手荒れです。シャンプーやカラーリングの薬剤などで手の皮膚がボロボロになってしまい、見た目の悪さやひどい痛み、かゆみに苦しむことになります。

グローブをつけてもいいサロンなら対策できるのですが、グローブの使用を禁止しているサロンも少なくありません。グローブ禁止のサロンでは我慢して素手で施術しなければならず、美容師を続ける限り手荒れが悪化していく一方です。

手荒れが酷くなると、病院で処方されるステロイド剤を使っても改善しにくくなってしまいます。中にはドクターストップが出て、美容師を続けられなくなってしまう場合もあるようです。

腰痛が辛い

美容師の職業病ともいえるのが腰痛です。長時間の立ち仕事で足腰に負担がかかるので、ヘルニアや坐骨神経痛を発症してしまう場合もあります

軽い症状なら姿勢改善やストレッチ、筋トレなどで対策できますが、慢性化してしまうとなかなか改善されません。「職業病だから」と諦めて、コルセット着用・鎮痛剤常用で仕事をしている美容師も存在します。

美容師を続けている限り、腰痛とは付き合い続けることになるでしょう。腰痛の症状がひどいと、手荒れと同様にドクターストップで美容師を続けられなくなってしまいます。

給料が安すぎる

美容師は長時間労働で低賃金の職業です。指名客が増えれば収入は増えますが、基本給は他の業種と比較すると最低水準と言えます。

朝早くから夜遅くまでのサロンワークと練習を積み重ね、手荒れや腰痛と闘いながらスキルを磨いているのに、基本給はほとんど上がりません。練習用のウィッグや薬剤が自己負担になる場合もあり、生活するだけでも精いっぱいという状況です。

私服のお仕事なので、トレンドに合わせて服も揃えなければなりません。お金に余裕がなくなると心にも余裕がなくなるので、給料の安さに耐えきれず転職してしまうケースも多くあります。

休みが少ない/有給が取れない

美容師は休みや有給が取りにくい職業です。土日休みはほとんどなく、連休も取りにくいのでゆっくり休めません。

お客様第一の仕事なので、多少体調が悪くても予約が入っていれば出勤します。スタイリストの数は限られているため、1人欠員が出ると予約を回せなくなってしまうのです。

アシスタントの場合、休日返上でカットモデル探しをしなければならないときもあります。恋人や友達との予定も合わないので、イベントや旅行にも滅多にいけません。

美容師の辛いお悩み対処法

長時間労働や薄給、手荒れや腰痛の悩みは多くの美容師が抱えています。ここからは、辛いお悩み対処法を見ていきましょう。

上司に相談してみる

仕事上で問題が起こったら、まずは勇気を出して上司に相談してみましょう。上司も最初は新人だったのですから、問題の乗り越え方を教えてくれるかもしれません。

手荒れが酷いと伝えれば、水仕事から外してくれる可能性があります。腰痛の相談をすれば、効果的なストレッチ方法や整体院などを教えてくれることもあるでしょう。

仕事に時間がかかる場合は、効率の良いやり方を教えてもらうのがベストです。お客さんが少ない時間飲み会などのときに相談してみてください。

信頼できる上司や相談できる先輩がいないなら、退職やサロン異動を検討しよう

医師に相談する

手荒れや腰痛、肩こりなどが酷い場合は、医師に相談しましょう。市販薬やコルセットだけでは改善されない場合があるので、きちんと検査をしてもらうことが大切です。

症状が慢性化して改善されなくなってしまった場合、美容師を続けられなくなってしまいます。せっかく資格を取って美容師になったのですから、ドクターストップが出る前に初期症状の段階で改善させましょう

また、グローブ禁止のサロンでも、医師からの診断書を見せればグローブを使わせてもらえるかもしれません。辞めたいと考えているなら、ドクターストップを理由にすれば辞めやすくなります。

体調や心の異変を感じたら、できるだけ早く医師の診察を受けよう

店を変えて美容師を続ける

辛い原因が美容院の待遇や人間関係にある場合は、店を変えて美容師を続けましょう。人間関係や仕事がうまくいかないと「美容師向いてないかも」と思うものですが、実は店が合ってないだけかもしれません。

オーナーや店のやり方と合わないのであれば、無理にとどまり続ける必要はないのです。店側に問題があることも多いので、美容師としての人生をつぶさないためにも、できるだけ早く優良な店に移りましょう。

美容師を辞めて転職する

美容師の仕事自体が嫌になってしまった場合は、美容師を辞めて異業種に転職することも選択肢の1つです。美容師の資格や経験を活かせば、さまざまな業界で活躍できる可能性があります。

元美容師なら、長時間労働に耐えられる根性や手先の器用さ、トレンドを掴む力やセンスが評価されるはず。そして何よりも、接客で培ったコミュニケーションスキルは強みになります。

「美容師しかできない」「他の仕事が分からない」という人でも、チャレンジしてみたら活躍できるかもしれません。まずは自分の興味がある業界の採用情報をチェックし、転職活動にチャレンジしてみてください。

在職中に転職活動してもいい!辞めるか迷っているなら、気軽な気持ちで転職活動を始めてみよう

美容師を辞める?辛いときに考えたいこと

仕事が辛いと「向いてない」「辞めたい」と思ってしまいますよね。しかし、せっかく憧れの職業に就けたのに辞めるべきか迷っているのではないでしょうか。

ここでは、美容師を辞める前に考えたいことを紹介します。美容師を辞めるべきか、店を変えて続けるべきか迷っている人は参考にしてみてください!

乗り越えたら成長する問題?

ほとんどのスタイリストは、修行のような辛いアシスタント時代を経験しています。アシスタント段階で「辛い」「辞めたい」と感じているなら、乗り越えるべきかもしれません。

3年前後のアシスタントを乗り越えれば、その後数10年間のスタイリスト生活が幕を開けます。スタイリストになれば時間に余裕も出てきますし、努力次第では給料も高くなるはずです。

アシスタント・スタイリスト共に、努力して乗り越えられる問題ならもう少し頑張ってみてください。健康上の理由や収入の問題など、どうしても続けられないと感じるなら辞める決断をした方がいいでしょう。

美容師の仕事自体は好き?

仕事が辛い理由を考えてみましょう。美容師の仕事自体が嫌いになってしまったのなら、一刻も早く辞めるべきです。

しかし、美容師の仕事自体が好きならもう少し頑張ってみましょう。待遇や人間関係が悪いなら、店を変えて美容師を続ければ悩みは改善されます。

手荒れや腰痛が辛いなら、体調に配慮してくれる美容院を探してみてください。自分に合った職場で働けば、改めて美容師の仕事が楽しいと思えるはずです。

お店を変えれば解決する?

お店を変えて解決する問題なら、美容師を辞める必要はありません。せっかく努力をして資格を取得したのですから、店を変えて働けばいいのです。

ブラック企業が問題視される昨今、美容師が働きやすい環境を作っている美容院も多く存在します。サロンのネームバリューよりも、働きやすさやオーナーの人柄を見て店を決めるといいでしょう。

また、水仕事による手荒れが気になる場合は「ヘアメイク専門サロン」「写真館の専属スタイリスト」などの選択肢があります。カットやデザインのセンスがないと感じるなら「ヘッドスパ専門店」「セラピスト」を目指すのもおすすめです。

美容師が辛いなら辞めてもいい

美容師の仕事がどうしても辛いなら、辞めることも1つの選択肢です。「資格があるのにもったいない」「他の仕事ができるか心配」など迷いがあるかもしれませんが、我慢して続けていても現状は変わりません

ここからは、美容師の退職方法を紹介します。「いつ言う?」「なんて言う?」など、辞め方が分からず悩んでいる人は参考にしてみてください。

美容師の退職方法

美容師は、一般的なサラリーマンやOLと同じように「労働者」であり「民法」「労働基準法」に守られています。原則として、正社員(期間の定めのない雇用)であれば2週間前までに申告することで退職可能です。

(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)第六百二十七条 

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する

引用:民法|e-Gov法令検索

契約社員やアルバイト、パートなど期間の定めがある雇用でも、やむを得ない事情があれば直ちに退職できることが決められています。全ての労働者には退職の自由が認められているため、「辞められない」「辞めたら訴えられる」といった心配はありません。

ただし、店によっては「就業規則」で退職方法について決められている場合があります。「3か月前までに申告すること」などと特記されている場合があるので、辞めたいと思ったらまずは就業規則を確認してみてください。

  • 基本は就業規則よりも法律優先!
  • 就業規則で退職の申告時期が決められていても、緊急の場合はすぐに退職できる

スタイリストの退職方法

スタイリストが辞める場合、顧客の引継ぎや後任の採用などに時間がかかることが考えられます。そのため、辞めることが決まったら期間に余裕をもって伝えることが望ましいといえるでしょう。

退職理由が「キャリアアップ」「独立したい」など、ポジティブな理由であれば正直に伝えてOKです。もし「人間関係」「待遇が悪い」などネガティブな理由であれば、嘘にならない範囲で「健康上の理由」「家族の介護」などやむを得ない事情を伝えましょう。

引き継ぎ方法やお客さんへの挨拶の仕方は、店のルールや慣習に従ってください。次の職場が決まっていても、お客さんには伝えないのが一般的です。

アシスタントの退職方法

アシスタントが辞める場合、顧客の引継ぎ等はそれほど発生しません。しかし、退職することを決めたらできるだけ早めに伝えましょう

アシスタントだからといって、バックレはNGです。無断で辞めると損害賠償沙汰になる場合があるので注意してください。

退職が正式に決まったら、退職する日まで手を抜かずに働きましょう。よくシャンプーやブローを担当するお客さんがいる場合は、上司に確認した上で軽く退職挨拶をしてください。

パートの退職方法

パートやアルバイトの場合は「期間に定めのある雇用」です。契約更新時に辞めるのが一般的ですが、雇用期間中であっても「やむを得ない事由」があればすぐに退職できます

(やむを得ない事由による雇用の解除)第六百二十八条 

当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。この場合において、その事由が当事者の一方の過失によって生じたものであるときは、相手方に対して損害賠償の責任を負う。

引用:民法|e-Gov法令検索

基本的には、本人が「やむを得ない」と判断できるものであれば認めてもらえるはずです。また、1年以上働いているなら自分の意思で自由に退職できます(※)。具体的に事情を伝えなくても、法律的には問題ありません。

退職することが正式に決まったら、スタッフへの挨拶や引継ぎを行ってください。担当しているお客さんがいる場合は、店のルールに従って挨拶を済ませましょう。

辞めにくいときは退職代行がおすすめ

「辞めたいけど言えない」「辞めさせてもらえない」など、どうしても自力で辞められないときは退職代行を使ってみてください。費用は掛かりますが、合法的かつ確実に退職できる方法です。

退職代行を使えば、上司と直接話し合いをすることはありません。職場にも二度と行かなくていいので安心です。

ただし、退職代行を使うと職場の人からの印象は悪くなるので「もう二度と関わらない」という職場に限定して使いましょう。実家から近い職場だったり、指名客が多かったりする場合は自力で辞めることをおすすめします。

  • 退職代行を使う前に私物を整理して持ち帰っておこう
  • 必要な引継ぎがある場合は資料にまとめておこう
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美容師辛いまとめ

美容師は華やかな業界だと思われがちですが、実際には地味な肉体労働ばかりです。朝から晩まで立ち仕事で、休憩する暇もなく働き続けなければなりません。

手荒れや腰痛など、美容師特有の悩みも多くあります。身体に不調が起こると、美容師を続けているうちはなかなか改善されません。

もし「もう限界」「辛い、辞めたい」と思うなら勇気を出して退職しましょう。どうしても退職しにくい場合は、退職代行を使うことも可能なので検討してみてください!

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